オウンドメディアのCVR改善施策を紹介!まずはこれだけやればOK!
当メディアはコンテンツにこだわるサイト制作が得意な合同会社LIBERAが運営しています。
- オウンドメディアでなかなかCV(コンバージョン)しない…
- CVR(コンバージョン率)が悪い…
このようなお悩みをお持ちの企業様も多いのではないでしょうか?
この記事では、オウンドメディアのCVR改善について、『まずはこれだけやればOK』な内容を紹介します。
簡単にできて、効果的な施策も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。無料でサイト診断もやっているので、ご希望の企業様は、ぜひ下記からお申し込みください!
※ 言葉の定義
- CV = コンバージョン = 成約
- CVR = コンバージョン率 = 成約率
CVには、『お問い合わせ』『資料請求』『ユーザー登録』などがあります。
【大前提】CV数を増やすための2つのアプローチ
CV数の方程式
- CV数 = アクセス × CVR
※ CV数を増やすには、アクセスを増やすかCVRを上げる必要があります。
この記事では、CVRを上げるための方法について紹介します。
アクセスを上げるには、SEO対策など時間のかかる施策が必要になります。一方でCVRの改善は、比較的すぐに成果が出るものもあります。
CVR改善の例
- 改善前:10万PV × CVR 0.5% = 500CV
- 改善後:10万PV × CVR 1% = 1000CV
CVRを倍にすることは、あまり工数がかからないこともあります。
アクセス数改善の例
- 改善前:10万PV × CVR 0.5% = 500CV
- 改善後:20万PV × CVR 0.5% = 1000CV
PV数を倍にすることは、時間がかかることが多いです。
改善前のメディアの状態にもよりますが、経験則的に、CVR改善の方が簡単な場合が多いです!
オウンドメディアのCVR改善施策
ここでは、具体的なCVR改善施策を紹介します。
中小規模のメディアでは、小さな改善をしてもインパクトが出ません。弊社は、中小規模のメディアの場合、まずはここで紹介する施策を行えば十分だと考えています。
大きく分けると、下記の3つが優先度の高い施策です。
優先度の高い施策
- フォームの改善
- CTAの改善
- 適切なCVポイントを設置する
1つずつ詳しく紹介します。
フォームの改善
オウンドメディアに限らず、サイト改善の定石は、ゴール(CV)に近いかつ改善インパクトが大きい箇所から着手することです。それが下記の3つです。
- フォーム
- CTA
- FV(ファーストビュー)
この中でも1番ゴールに近いのが、フォームになります。下記の記事で、詳しく解説しているので、ここでは優先度が高い施策だけ紹介します。
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優先度が高い施策
- 入力項目を必要最小限にする
- 適切なエラー文を出す
- 出来る限り簡単な項目から入力させる
- 必須・任意マークを入れる
- 特にスマホで見やすいデザインにする
- 入力例をプレースホルダーで設定する
- ボタンはわかりやすく
- 注意が必要な場合は注意文を入れる
- ラジオボタンとプルダウンの使い分けに気をつける
- テキスト入力よりラジオボタンやチェックボックス
- 余計なリンクは消す
- フォーム入力前に電話番号を記載する
- マイクロコピーを入れる
- 確認ページを設けない
- 電話番号 / 郵便番号はハイフンありでも無しでも可にする
- 半角全角の制限をしない
- リアルタイムでエラー文を出す
- ハイフンや@で区切らない
かなり使いにくいフォームになっているサイトもあるので、フォームの改善でCVRが改善することもあります。逆に最低限の対策ができていれば、それ以上最適化をしてもインパクトは小さいです。
CTAの改善
CTAは、多くのサイトで改善余地があります。
ここでは、オウンドメディアのCTAでやるべきことを紹介します。
下記の記事では、オウンドメディアに限らず、サイトのCTA設置のコツをさらに詳しく紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
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CTAの数を増やす
オウンドメディアの場合、下記の6箇所に配置することを検討すると良いです。
- 記事の冒頭
- 記事内(複数箇所に入れてOK)
- 記事の最後のセクション
- サイドバー
- FV
- 画面下部に固定
下記は、弊社で運営しているオウンドメディアの記事です。CTAの数やボタン周りのテキストなど、参考にしてみてください。
CTAは、少し多すぎると思うくらい入れても問題ありません。少なすぎるケースをよく見ます!
目立つデザインにする
CTAは、記事に埋もれないように、目立つデザインにすると良いです。
下記の点も取り入れられれば、なお良いです。
- ボタンは押せそうなデザインにする
- アニメーションを入れる
- ボタン周辺に写真やイラストを使用
CTAのデザインサンプル
どちらも弊社で運営しているメディアです。
↓参考デザインも紹介しています。
ボタンのテキストやマイクロコピーに気を配る
ボタンのテキストやマイクロコピーは、CVに影響する重要な要素です。
マイクロコピーは、CTA周辺にあるコピーのことで、下記の画像のようにボタンの上下に記載することもあります。
ボタンのテキストやマイクロコピーのポイント
- 具体的な文言にする
- ボタンのテキストは動詞にする
- ベネフィットを伝える
- メリットを伝える
- 背中を押す文言を入れる
- 『無料』ををアピールする
- 『楽さ・簡単さ』をアピールする
- 『期間・個数限定』をアピールする
- リスクや不安を取り除く
↓さらに詳しく解説しています。
ポップアップを出す
賛否ありますが、記事の途中でポップアップを出すのも効果的です。
成果は出ますが、ユーザーにとっては『ウザい』と感じるものなので、よく検討すると良いでしょう。
ポップアップで出す内容は、その記事にあったものにすると、なお良いです。
適切なCVポイントを設置する
CVポイントには、下記のようなものがあります。
CVポイントの例
- お問い合わせ
- 資料請求
- ユーザー登録
- LINEの登録
- メルマガ登録
『お問い合わせ』など、ハードルが高いCVポイントのみ設置しているメディアも多いです。
方針にもよりますが、『資料請求』や『LINE登録で〇〇プレゼント』などの、ハードルが低いCVポイントを設置することも検討しても良いでしょう。
ハードルが低いCVポイントを設置した場合、例えば、下記のような流れで制約まで繋げるイメージです。
- 資料請求(同時にメルマガの送信許可を取る)
- 日々役立つ情報を発信
- 顕在化した際に問い合わせてもらう(もしくはタイミングを見てこちらから連絡する)
オウンドメディアのCVRが改善しない場合
前述した施策でCVRが改善しない場合は、下記の3つが考えられます。
CVRが改善しない理由
- CVするワードでアクセスを集められていない
- 改善前の状態がそこまで悪くなく改善インパクトが小さかった
- 商品 / サービス / オファーの魅力が足りない
1つずつ詳しく紹介します。
CVするワードでアクセスを集められていない
オウンドメディアでは、CVが特定の記事に依存することが一般的です。
下記は、弊社で運営しているメディアの情報(2024年7月時点)です。
弊社メディアの事例
- 月間のCV数は100件程度
- CVの45%はある1記事から生まれている
- CVの69%はある3記事から生まれている
CVから遠い記事をたくさん書いても、アクセスが増えるだけで、CVに繋がりません。
例えば、小説の執筆ツールを販売するための集客用のメディアをやっている場合、CVする記事としない記事の例が下記になります。
CVする |
|
---|---|
CVしない |
|
※ この表は横スクロールできる場合があります。
この場合、『小説の執筆ツールを探している人』向け(=顕在層向け)の記事を書かないと、なかなかCVしません。
改善前の状態がそこまで悪くなく改善インパクトが小さかった
そもそも改善前の状態がそこまで悪くない場合、当然改善インパクトは小さいです。
ただし、改善前の状態の良し悪しは、正確に見積もるのは難しいです。なぜなら、CVポイントや業界によって、CVRはまちまちであり、指標となるものがないからです。
この場合、下記の方法を取ると良いです。
- 業界のおおまかな平均CVRを参考にし、極端に低くないか見る
- 専門家に見てもらい、改善インパクトが大きそうか判断してもらう
これらをして、改善をすべきか判断すると良いです。
商品 / サービス / オファーの魅力が足りない
商品 / サービス / オファーの魅力が足りない場合、CVRの改善は思うように見込めないかもしれません。
事業者としては、認めたくないことですが、商品 / サービスに魅力がない。つまり需要がなかった、ということもあり得ます。
この場合は、一度ユーザーインタビューを通して、需要の再確認をすると良いです。
オファーが弱いケースもあり、この場合もユーザーインタビューをしても良いでしょう。ただし、資料請求等をCVポイントにしている場合は、あまり工数がかからないので、別資料を作ってみても良いです。
オウンドメディアのCVR改善ならLIBERAへ
- オウンドメディアで思うように成果が出ない
- オウンドメディアの改善が必要か判断がつかない
- 改善の必要性は感じているが感じていが、改修できる人がいない
このような企業様は、ぜひ弊社にご相談ください。
まずは、サイトを診断し、改善が必要か判断します。また、サイト改善以外にも、サイトに関するご相談に乗ります。
無料かつ無理な営業もないので、お気軽にお申し込みください。
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