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ホームページリニューアルのSEOで気をつけるべきこと12選

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  • ホームページリニューアルしたら検索順位が落ちてしまった

このような失敗はこの業界にいると、たまに目にします。

大幅に検索順位が落ちた場合、かなり致命的なミスをしていることがほとんどです。

致命的なミスは、事前に防ぐことが可能です。この記事では、ホームページリニューアルのSEOで気をつけるべきことについて詳しく紹介します。

画像の説明。

リニューアルをご検討の企業様は、ぜひ弊社にご相談ください。弊社は、SEOにも知見がある制作・開発会社なので、最適なご提案をさせていただきます!

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そもそも上位表示が無理な業界もある?

SEOは限られた枠を奪い合う椅子取りゲームなので、競合が強い業界で勝つのは大変です。

また、検索ワードによっては、例えば下記のような傾向がある場合もあります。

  • 全てポータルサイトで一般の企業サイトは上位にない
    • ex) 『渋谷 賃貸』などのワード
  • 上位サイトがほとんど楽天/Amazon/大手サイト
    • ex) 『ランニングウェア』などのワード

作ろうと思っているサイトと同じタイプのサイトが、検索上位にない場合、SEO対策をしても上位表示はかなり難しい場合も多いです。

ポイント

まずは上位表示が可能な業界なのか、事前に知っておくことが重要です。ただし、指名ワード(※)では、1位を取れるように対策すべきです。

※ 指名ワード:会社名やサービス名など

ホームページリニューアルのSEOで気をつけるべきこと12選

リニューアルのSEOで気をつけるべきことを12個紹介します。

画像の説明。

ここに記載している内容に気をつければ、リニューアルで大幅に検索順位が落ちるようなことは、なくなるはずです!

気になる箇所のみ読みたい場合、下記のリンクから飛んでください。

対策するキーワードを設定する

  • どんなワードで検索された際に、自社のサイトを上位表示させたいか

まずは、上記を整理してからリニューアルに臨むべきです。

例1:パーソナルジムの場合

店舗ビジネスは、『地域名 × パーソナルジム』で検索された際に上位を目指すべきです。また、女性専門などの特徴がある場合、それらも掛け合わせたワードを対策すべきです。

  • 渋谷 × パーソナルジム
  • 渋谷 × パーソナルジム × 女性

例2:会計ソフトの場合

個人事業主のための会計ソフトの場合、下記のようなワードを狙うべきです。

  • 個人事業主 × 会計ソフト
  • フリーランス × 会計ソフト

『会計ソフト』単体は、大手に勝てないので、掛け合わせで対策します。

このように、どんなワードを狙うのか決めた上で、サイトのコンテンツを考えるべきです。

タイトルと見出しに検索ワードを入れる

タイトルと見出しには、対策するワードを入れた方が、そのワードで上位表示がされやすいです。

例:パーソナルジムの場合

前述した通り、『地域名 × パーソナルジム』で検索された際に上位を目指すべきなので、下記のようなサイトのタイトルにすべきです。女性専用などの特徴がある場合、それらのワードも含めます。

  • 渋谷のパーソナルジムなら〇〇
  • 渋谷の女性専用パーソナルジムなら〇〇

また、見出しにも対策するワードを入れられればベストです。

コンテンツ量を確保する

SEOでは、ユーザーの知りたい情報を網羅することが重要です。網羅性を意識すると、必然的にコンテンツ量もある程度必要になります。

リニューアルでコンテンツを大幅にカットしたことで、SEOに悪影響をもたらした事例も目にしたことがあります。

現状、検索上位のサイトが、どの程度のコンテンツ量なのかも意識すると良いです。

デザインに関する注意

特にデザイン性を重視して、テキスト情報をカットしすぎるケースがあります。

確かに、スタイリッシュなデザインにする際は、テキスト情報は少なめにした方が、見た目は良いですが、SEO的にはマイナスになることが多いです。

サイトスピードを落とさない

サイトスピードでは、下記の2点に気を付ける良いです

  • リニューアルでサイトスピードを落とさない
  • リニューアル前のサイトスピードが遅い場合は改善する

特に、適切に画像や動画の処理をしないと、サイトが重くなってしまいます。

PageSpeed Insightsを使うと、ページの速さや改善点を示してくれます。過度に気にして、改善を繰り返しても、あまり成果には繋がりません。参考程度にしつつ、サイトにアクセスして体感で遅いと感じないかチェックしましょう。

ユーザー置き去りのデザインにしない

見た目重視のデザインをすると、下記のようなことが起こってしまう可能性があります。

  • ユーザーにとって見にくく離脱率が高くなる
  • デザイン性を重視しすぎてコンテンツ量が少なくなる

どちらも、SEO的にマイナス評価に繋がります。

注意

演出目的のアニメーションなど、カッコ良いかもしれませんが、ほとんどのユーザーはサイトにカッコ良さは求めていません。

SEOで成果を出したい場合、何よりこだわるべきは、コンテンツになります。コンテンツを魅力的に見せるためのデザインにした方が、成果に繋がります。

適切な内部リンクを設定する

Googleにサイトを評価してもらうには、クロールしてもらう必要があります。

クロールとは、検索エンジンのクローラー(自動化されたボット)がサイトを訪れ、その内容を読み取って評価・登録するプロセスです。

このクローラーはサイトのリンクを辿って、各ページを評価・登録します。従って、クロールしてもらいやすいような、内部リンクの設計が必要です。

内部リンク設計のポイント

  • ヘッダーから主要ページに飛べるようにする
  • フッターから全ページに飛べるようにする(ページが大量にある場合を除く)
  • トップページから全ページに飛べるようにする(ページが大量にある場合を除く)
  • パンクズリストを作る
  • ユーザーが知りたい情報を簡単に見つけられて、最短でアクセスできるようにリンクを配置する

適切なリダイレクトの設定をする

リニューアルする際は、ページのURLが変更になることもあります。その際は、リダイレクトの設定をします。

リダイレクトとは、あるURLにアクセスした際に、自動で別のURLに飛ばすことです。

例えば、下記のような場合、リニュアル前の3つのURLにアクセスした場合、『会社情報:〇〇.com/company』にリダイレクトするように設定すべきです。

リニュアル前

  • 会社概要:〇〇.com/company-overview
  • 社長挨拶:〇〇.com/presidents-message
  • 企業沿革:〇〇.com/company-history

リニュアル後

  • 会社情報:〇〇.com/company

※ リニュアル前の3ページを1ページにまとめることにした場合を想定

リダイレクトには、下記の2つがあるので、正く使い分けることも重要です。

301リダイレクト
  • 永続的なリダイレクト
  • リニューアル時に使うリダイレクトは基本的に301リダイレクト
302リダイレクト
  • 一時的なリダイレクト
  • 短期間だけメンテナンスページへリダイレクトをさせたい時などに使う

※ この表は横スクロールできる場合があります。

noindexやrobots.txtの設定に気をつける

リニューアル時は、下記の流れでサイト公開をすることが一般的です。

  1. ローカル環境(開発者のPC内)で制作
  2. ステージング環境に公開
  3. 本番環境に公開

2は、本番に公開する前の確認に必要だと思ってください。その際に、noindexやrobots.txtの設定で、検索結果に表示されないようにします。

3で本番環境に公開する際に、2で行った『検索結果に表示されないようにする設定』の変更を忘れてしまうと、検索結果に表示さなくなってしまいます。

画像の説明。

リニューアル後に、アクセスが大幅に減る場合は、このような致命的なミスであることが多いです!

存在しないページは404へ飛ばす

リニューアルで削除したページにアクセスした場合、404ページに飛ぶように設定します。

この設定を怠ったからといって、SEO的な大きなマイナスはありませんが、しっかり設定すべきです。

リダイレクトとの使い分けは、下記のようになっています。

404ページ
  • 不要なページで削除した場合
リダイレクト
  • ページのURLが変更になった場合

※ この表は横スクロールできる場合があります。

XMLサイトマップの設定をする

XMLサイトマップとは、検索エンジンのクローラーに対してサイトの構造を伝えるためのXML形式のファイルです。

設定することで、下記のようなメリットがあります。

  • 漏れなく全ページをクロールしてもらいやすくなる
  • 追加・更新されたコンテンツをクローラーに知らせることができる
  • 重要なページを優先的にクロールしてもらいやすくなる

XMLサイトマップを作成し、Google Search Consoleに設定すれば完了です。専門的な内容なので、制作会社が対応することがほとんどです。

URLの正規化をする

重複した内容のページがある場合、どのページをGoogleに評価させるか示す必要があります。これをしないことのデメリットは、下記です。

  • 主要ではないページが検索結果に表示されてしまう可能性がある
  • Googleからの評価が分散してしまう
  • 重複したコンテンツを保有しているとGoogleの評価が下がる

例えば、下記のような重複したページで対応が必要になります。

  • 〇〇.comと〇〇.com/index.html
  • 〇〇.comとwww.〇〇.com
  • 〇〇.comとsp.〇〇.com

正規化はリダイレクトやcanonicalに対応することになります。専門的な内容なので、制作会社に任せると良いでしょう。

ドメインを変更する際はアドレス変更ツールを使う

サイトリニューアルを期に、特別な理由で、サイトのドメインを変更することもあります。

その際は、Google Search Consoleのアドレス変更ツールを使用すると、Googleにドメインの変更を認識してもらいやすくなります。

注意

ドメインの変更は、なるべくしない方が良いです。検索順位が不安的になることもあります。やむを得ない時だけ、検討すると良いです。

リニューアル後に検索順位が下がってしまった場合の対応

リニューアル後に検索順位が下がってしまった場合、まずは原因をはっきりさせることが重要です。Google AnalyticsとGoogle Search Consoleを使えば、下記がわかります。

  • どのページのアクセスが落ちたのか
  • どの検索ワードでの流入が落ちたのか

これらをはっきりさせた上で、何が原因か仮説を立てると良いです。

大幅にアクセスが減った場合のよくある原因

  • リダイレクトの設定ミス
  • noindexやrobots.txtの設定ミス
  • アクセスが多かったページを削除してしまった

致命的なミスをしている場合が多いので、すぐに対応すべきです。

やや下がった場合のよくある原因

  • コンテンツの質が下がった
  • タイトルや見出しの設定が悪い
  • 使い勝手が悪くなった

様子見か何かしらの対応をするか、判断すると良いです。

リニューアル後に検索順位が大幅に上がることはない?

元の状態にもよりますが、リニューアルで検索順位が短期で大幅に上がることは、あまりないです。6ヶ月程度かけて、徐々に上がっていくことが多いです。

リニューアルで期待できること・できないことは、下記になります。

期待できること

  • 成約率のアップ
  • 顧客からの評価アップ

短期では期待できないこと

  • アクセス数のアップ
  • 検索順位のアップ

クライアント様の期待値が高すぎることもあると感じています。

リニューアルをするかどうかは、短期ではなく、中長期的にリターンが見込めるかどうかで判断するのがおすすめです!

SEO対策希望の場合の制作会社選定は要注意!

制作会社は各社強みが違います。

SEO対策希望の場合は、SEOやマーケティングの知見がある制作会社に依頼しないと、成果を出すのは難しいでしょう。SEOに関しては、ほとんど知見がない会社もあります。

弊社は、SEOやマーケティング戦略を意識して、成果の出るサイト制作にこだわっている会社です。

弊社の事例

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  • 27記事で100CVの自社メディア運営

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弊社の制作実績(公開できる一部)

この記事を書いた人

杉山 岳 合同会社LIBERA 代表

業界歴13年目。今まで200サイト以上のサイト制作に関わってきました。メディア運営歴も長く、SEOを意識したサイト設計や顧客視点でのコンテンツ制作が得意。売上に貢献するサイトを作ります!

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ホームページリニューアルのSEOで気をつけるべきこと12選
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