ホームページの保守・管理は必要?費用の目安も紹介!
当メディアはコンテンツにこだわるサイト制作が得意な合同会社LIBERAが運営しています。
ホームページの保守・管理に関して、下記のような疑問がある企業様も多いのではないでしょうか?
- どんな内容があり、それは本当に必要なのか?
- 費用はいくらが妥当なのか?
- 依頼しないとどんなことがあるのか?

この記事では、保守・管理が必要なサイトと必要ないサイト、費用の目安などを紹介します。
保守・管理の内容は?
保守・管理の内容は様々です。サイトの作りによっても変わってきます。
ここでは、一般的に保守・管理の内容に含まれることが多い項目を紹介します。
セキュリティ関連
- プログラミング言語のアップデート
- CMS / プラグイン等の定期更新
- 定期的なバックアップ
CMSとは?
管理画面からサイトのコンテンツ(テキスト/画像など)を簡単に作成・編集・管理できるシステムです。WordPressが1番使われているCMSです。
セキュリティ関連の対応は必須になります。プログラミング言語のアップデートやCMS / プラグイン等の更新を怠ると、ハッキングなどの被害に遭う可能性が高まります。
CMS等のシステムを導入しなければ、セキュリティ関連で行わないといけない作業は減ります。ランニングコストを減らしたい場合は、システムを導入しない静的サイトにするのも1つの手です。静的サイトが何かは、保守・管理がいらないサイト↓で解説しています。
技術関連
- ドメイン・サーバーの更新
- SSL証明書の更新
- 管理画面の使用方法等に関する質問対応
- システム障害対応
※ ドメイン・サーバー・SSLは、自動更新にできる場合もあります。
一般的なwebサイトであれば、頻繁にシステム障害が起きることはありません。システム障害対応は、『確率は低いけど、何かあったときに対応してもらえる』保険的な意味合いが強いです。
コンテンツ関連
- ブログ・ニュース記事等の入稿作業
- コンテンツ作成代行
CMSを導入している場合は、クライアント様が管理画面からコンテンツの作成・編集・管理ができます。しかし、下記のようなケースもあります。
クライアント様からの要望
- Wordでテキストを渡すから入稿してほしい
- SEOを意識したコンテンツを定期的に作って欲しい
このような業務に対応している制作会社もあります。
コンテンツ関連の項目に関しては、必須ではなくオプションにしている会社が多いです。
その他サポート
- SEO面でのサポート
- 定期的な分析とレポートの提出
- サイト改善やマーケティングに関する相談
- 簡単なテキストや画像の修正
これらも必須ではなくオプションにしている会社が多いです。
サイト改善やマーケティングに関する相談は、簡単なものは保守・管理内で対応、工数がかかるものは、別途見積もりして対応することが多いでしょう。
弊社の保守・管理内容
弊社(合同会社LIBERA)では、WordPressを使用する場合、下記の内容とさせていただくことが多いです。
- プログラミング言語のアップデート
- WordPressとプラグインの定期更新
- 定期的なバックアップ
- 簡単なテキストや画像の修正
- WordPress等の使用方法に関する質問対応
- システム障害対応
- サイト改善やマーケティングに関する相談
クライアント様が何か作業をしなければいけない場合は、事前にお知らせしています。基本的に、クライアント様が何か気にすることがないようにしています。
保守・管理のご依頼を検討中の企業様は、ぜひ下記よりご相談ください。
保守・管理が重要な理由
前述した保守・管理の内容の中で、特に重要で必須な項目が下記です。
- プログラミング言語のアップデート
- CMS / プラグイン等の定期更新
- 定期的なバックアップ
- システム障害対応
これらの内容を怠ると、ハッキング等の被害に遭う可能性が高まります。
実際にあったこと...
あるYouTuberのサイトが、ハッキングされたことで、少し前に話題になりました。被害内容的に、おそらくCMSの更新を怠っていたのではないかと思います。
サイトを数年放置していると、『いつの間にか身に覚えのない大量の英語コンテンツが投稿されていた』、なんてことも起きます。
保守・管理は重要ですが、下記のようなケースも結構目にします。
- コストを抑えるために、保守・管理を契約しない
- 制作会社が保守・管理の説明をせずに対応もしない

何かあってからでは遅いので、保守・管理は契約する、もしくは保守・管理が必要ないサイトの作りにすることが重要です!
保守・管理が必要なサイトと必要ないサイト
保守・管理が必要かどうかは、サイトの仕様によります。
ここでは、保守・管理が必要なサイトと必要ないサイトについて、特徴を紹介します。
保守・管理が必要なサイト
CMS等のシステムを導入する場合、更新が必要になるので、保守・管理が必要になります。
このような場合は必要
- CMSを導入する
- お問い合わせのシステムを自作して導入する
- その他システムを自作して導入する
お問い合わせ等のフォームは、自作しなくてもformrunなどのサービスを使うことで、制作費も保守・管理費も抑えることができます。(ただし、formrunの費用はかかります)
弊社のお問い合わせページでも、formrunを使用しています。

弊社では、クライアント様の予算やご要望に応じた、最適なご提案をしています。新規制作 / リニューアル / 保守・管理など、お困りごとがありましたら、ぜひご相談ください!
保守・管理が必要ないサイト
静的サイトにすれば、セキュリティ関連の保守・管理の作業がほぼなくなります。
静的サイトとは?
簡単に説明すると、管理画面からサイトのコンテンツ(テキスト/画像など)を作成・編集・管理できない仕様のサイトのことです。
サイトの改修をする際は、制作会社に都度費用を払って依頼することになります。コンテンツの更新頻度が低い場合は、静的サイトにしたほうが、ランニングコストを抑えられます。
保守管理の必要性判断は、クライアント様でサイトの作成・編集・管理が必要 or 不必要で考えると良いです。
- 必要→CMS導入→保守管理:必要
- 不必要→保守管理:不必要
※ モダンな技術を使えば、CMS導入かつ静的サイトにする方法もありますが、基本的に上記のように考えるとが良いです。
保守・管理にかかる費用
保守・管理の費用は、主に下記によって決まります。
- 保守・管理の内容
- サイトの規模
- サイトの仕様や作り方
しっかり対応して欲しい場合、『制作費の1~2% = 保守・管理の月額費用』くらいを想定しておくと良いです。
制作費 | 保守・管理費 |
---|---|
100万円 | 1~2万円/月 |
200万円 | 2~4万円/月 |
300万円 | 3~6万円/月 |
※ この表は横スクロールできる場合があります。

弊社の場合は、制作費100~300万円のサイトであれば、2,3万円程度になることが多いです!
保守・管理は誰に依頼すべき?
保守・管理は、そのサイトを制作した制作会社に依頼するのが1番良いです。
サイトの作り方やコードの書き方は、制作会社によってまちまちです。作った会社が1番そのサイトのことを把握しています。
注意
作った会社以外に依頼される場合、下記のような作業が発生します。
- サイトの仕様を把握する
- 制作会社によって、作り方/コードの書き方が違うため、改修に工数がかかる
制作会社はかかる工数に応じて費用を算出するため、クライアント様からすると、余計な費用がかかってしまいます
中には、納品後のサポートに力を入れていない制作会社もあります。そういった会社に依頼すると、後のトラブルに発展しやすいです。制作会社の選定時は、下記のポイントも重要視しましょう。
- この先も付き合っていけそうか
- 納品後もサポートしてくれそうか
- セキュリティ関連の知識もあるか
- 保守・管理もできる会社か
保守・管理を依頼する際の注意点
前述した通り、保守・管理はサイトを制作した制作会社に依頼するのが1番良いです。したがって、制作の依頼時点で、下記のことを確認しておくべきです。
- 保守・管理も対応してもらえるのか
- 保守・管理はどんな内容なのか
- 費用はいくらかかるのか
また、サイトを改修したい際に対応してもらえるのかも確認すべきです。
実は多い失敗...
サイトの制作で、実は多い失敗の1つに、『納品後の対応が悪い』があります。
サイトは制作して終わりではなく、むしろ制作してからがスタートです。長期的に付き合っていける制作会社を選ぶことが大事です。
弊社は、長期的にお付き合いさせていただく前提で、ご提案等しています。
保守・管理 / 改修 / リニューアル / 新規制作のご相談は、下記のリンクからお気軽にお申し込みください。
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