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ホームページリニューアルの失敗例とその原因12選

当メディアはコンテンツにこだわるサイト制作が得意な合同会社LIBERAが運営しています。

時間も費用も必要なホームページのリニューアルですが、思うように成果が出なかったり、トラブルにあった事例を聞くことは少なくありません。

この記事では、リニューアルの主な失敗例と原因を12個紹介します。自社のプロジェクトでここにある失敗をしないように、ぜひ参考にしてください。

これからリニューアルを検討する方は、下記の記事もご覧ください。

リニューアルの失敗例12選とその原因

ここでは、よくあるホームページリニューアルの12個の失敗例とその原因を紹介します。

※ 失敗の定義は、人によって判断が変わりそうなので、この記事では下記とします。

失敗の定義

  • 取り返しがつかないこと
  • 改善に時間がかかること

※ この記事では、ちょっとしたミスは、失敗とは言わないことにします。

下記のリンクをクリックすると、ページ内の該当箇所に飛びます。

大小問わずミスを減らすためには、下記の記事もご覧ください。

期待した成果が出なかった

期待した成果が出なかった原因は、主に下記が考えられます。

  • 現実的な目標設定ができていなかった
  • 成果を出せる制作会社ではなかった
画像の説明。

現実的な目標とその目標を達成できるスキルがある制作会社に依頼すれば、期待する成果を得られる可能性は高くなります!

現実的な目標設定ができていなかった

リニューアルで短期的かつ劇的な効果は見込めません。例えば、下記のようなことは、ほぼ不可能です。

  • デザインのリニューアルだけで検索順位を上げる
  • サイトでブランディングする

ブランディングに関する体験談

胃カメラ対応の人間ドックを探していた時の話し…

  • 『福岡 人間ドック』などで検索し、胃カメラ対応か調べていた
  • 情報がなく、電話問い合わせをした病院も多数

この時に、どんなに病院のサイトが綺麗でも、電話対応が悪ければ、簡単にイメージが上書きれました。サイトだけでブランディングは不可能だと、感じた体験です。

※ サイトもブランディングにおいて重要な点は否定しません。

制作会社に相談して、期待している成果が達成できる見込みはあるのか、把握するのはとても重要です。

成果を出せる制作会社ではなかった

制作会社にも得意不得意があります。自社の求めていることが可能な制作会社を選ぶことが重要です。

例えば...

  • 売上に貢献するサイトにしたい
    • → マーケティングの知見もある制作会社に依頼
  • アニメーションを多用したリッチなデザインにしたい
    • → それが得意で実績も多い制作会社に依頼

使い勝手が悪くなった

リニューアルで 使い勝手が悪くなるケースは、割と多く見受けられます。

特にWebサービスは注意

人は慣れ親しんだUIUXから変更になると、基本的に最初は使いにくいと感じます。Webサービスの場合は特に、普段から使っているユーザーが多いので、フルリニューアルよりも少しづつ改善した方が良い場合もあります。

X(旧Twitter)で『サイト 改悪』で調べると、様々な口コミが出てきます。

画像の説明。

名前は出しませんが、最近も某飲食店のサイトリニューアルで『価格が見つけられなくなった』と話題になりました!

  • ユーザー置き去りの自己満デザイン
  • スマホユーザーが多いのにパソコン重視のデザイン

こういったケースもたまに見ます。

離脱率が高くなった

離脱率が高くなったことは、良い場合も悪い場合もあります。

良い場合

リニューアル前
  • コンテンツの整理ができていなかった
  • 求めている情報の場所が分からず、サイト回遊している状態
リニューアル後
  • コンテンツの拡充と分かりやすい導線に改善
  • 迷いなく求めている情報に辿り着けるようになった

※ この表は横スクロールできる場合があります。

このような場合、ユーザーは迷いなく知りたい情報にアクセスし、離脱しているので問題ないです。ストレスを感じることなく、企業やブランドに良い印象を抱きます。

悪い場合

  • 自己満足なアニメーションを取り入れた
  • デザイン性を重視しすぎてリンクが分かりにくくなった
  • 見にくくなった

このような原因で離脱率が上がったのであれば、リニューアル失敗と言えるでしょう。ユーザー目線で、サイト制作をするのが重要です。

検索順位が落ちてしまった

サイトリニューアルで、検索順位が落ちる原因は下記になります。

順位が落ちる原因の例

  • コンテンツにこだわっていない
  • コンテンツ量を減らした
  • タイトル等の設定が適切ではなくなった
  • 使い勝手が悪くなりユーザーが離れていった
  • URLの変更を行ったがリダイレクトの設定をしていない
  • 導線設計がわかりにくくなった
  • 表示速度が大幅に低下した
  • スマホで見にくくなった
  • noindexの消し忘れ
  • その他SEO対策ができていない

この中でも、コンテンツ関連が原因で落ちるケースが特に多いです。サイトの主役はコンテンツです。サイトで成果を出した場合、コンテンツにこだわるべきです。

検索に表示すらされなくなった

下記は、過去にあった恐ろしい事例です。

恐ろしい事例

  1. 知り合いの会社から、検索に表示されないと相談された
  2. リニューアル中に入れていたnoindexを消し忘れていた(※)
  3. しばらく気づかなかったため、知らぬまに機会損失が発生していた
※ 弊社でリニューアルしたものではありません

表示さえされなくなった場合は、noindexの消し忘れの可能性が高いです。制作中はnoindexにしている制作会社もあり、消し忘れには注意が必要です。

noindexとは?

サイト内の特定のページを検索結果に表示させないようにするための設定

アクセス数が減った

リニューアル前の流入元によって、アクセス数が減った原因は変わってきますが、下記の2つが多いです。

  • 検索順位が下がった
  • リダイレクトの設定をしていない or 間違っている

前者に関しては、前述( 検索順位が落ちてしまった )した通りです。後者は、後述( URLが変わったことで過去のリンクが無効になった )します。

CV数が減った

  • CVまでの導線がわかりにくくなった
  • フォームが改悪された

このような場合、CV数が減ることもあります。CV数を減らさない or 増やすためには、下記のセオリーを守ってリニューアルをすべきです。

対策

  • 適切なCVポイントを設定する
  • 適切なCTAを設置する
  • 最低限のEFO対策をする

適切なCVポイントを設定する

リソースによって作れない場合もあるかもしれませんが、お問い合わせやお申し込みに加えて、ハードルが低いCVポイントも設置できると良いです。

  • お役立ち情報の資料請求
  • 過去セミナーのアーカイブ配布
  • 公式LINE登録で〇〇%OFF

こういったCVポイントが元々あったのに、リニューアルでカットしてしまった場合、当然CV数は減ります。

適切なCTAを設置する

CTAの設置数と設置の仕方を変えたことで、CV数が落ちることもあります。

適切なCTA設置場所

  • ヘッダー
  • 下層ページ含むKV
  • ページ下部に固定
  • 記事の冒頭
  • 記事内
  • 記事の最後
  • サイドメニュー
  • ポップアップ

CV数を最大化したい場合、CTAは多すぎるくらいでも良いです。

最低限のEFO対策をする

EFO対策とは?

Entry Form Optimizationの略で、エントリーフォームの最適化、送信率を高めるための対策

フォームの項目を増やす等の改修をした場合、CV数が落ちることもあります。

EFO対策は、やろうと思えばかなり細かい部分までこだわれますが、工数に見合わない場合もあります。最低限の項目だけカバーできれば、大きな機会損失はないです。

更新がしにくくなった

頻繁に更新するコンテンツは、管理画面から自由に更新できる仕様にしないと、運営側にとって不便なサイトになってしまいます。

  • サイトの一部を管理画面から変更できる仕様にする
  • ブログやニュースなどの投稿がある

このような場合、CMSを導入するのが一般的です。

CMSとは?

サイトのコンテンツを管理するためのシステムのこと / WordPressが最も有名

気をつけるポイント

  • 使いやすいCMSを選ぶ
  • 使いやすいようにCMSをカスタマイズする
  • 今後の運用や改修も考慮した作りにする

この点は、制作会社に相談して決めるべきです。

他のサイトと似てしまった

サイトは、業界によって、王道の型があることは多いです。

型を考慮して制作をすることは、とても重要です。ただし、デザインまで参考にしすぎると、他のサイトと似てしまうことがあります。

ここはデザイナーの力量によるので、良い制作会社を選ぶことと、事前に要望を細かく伝えることが重要です。

型を考慮する理由

人は慣れ親しんだデザインや機能の方が、直感的に受け入れやすく、迷いやストレスが生じづらくなります。

『スマホの右上に三本線のボタン』をクリックすれば、メニューが見えると思うのは、慣れ親しんだデザイン・仕様だからです。

表示崩れやバグが出るようになった

表示崩れやバグが多い場合、制作会社選びに失敗したと言えます。

制作会社は、クオリティや価格など、千差万別なので、良い会社を選ばないとひどいことになる場合もあります。

安さで選ぶと失敗する?

『安かろう悪かろう』は成り立つ場合が多いです。良いサイトにしたい場合は、ページ単価10~20万円くらいの制作会社に依頼するのがおすすめです。

弊社ではこんな対策をしています!
画像の説明。

このようにテストケースを作って、担当者と責任者でダブルチェックをしています。

URLが変わったことで過去のリンクが無効になった

サイトリニューアルに伴い、ドメインを変更する場合やページのURLを変更する場合、リダイレクトの設定が必要です。

ドメイン変更
  • 例:hoge.com から fuga.com に変更
  • やるべき設定:旧ドメイン( hoge.com )にアクセス→新ドメイン( fuga.com )にリダイレクト
URL変更の例
  • hoge.com/aaa から hoge.com/bbb に変更
  • やるべき設定:旧URL( hoge.com/aaa )にアクセス→新URL( hoge.com/bbb )にリダイレクト

※ この表は横スクロールできる場合があります。

リダイレクトの設定をしないと、下記が無効になり、機会損失になってしまいます。

  • 他のサイトに紹介してもらっているリンク
  • ユーザーがブックマークしているリンク

リニューアル後に改修・保守ができない

どんなコンテンツでも、管理画面から更新できるようにすることは、一見便利だと思いますが、下記のようなデメリットがあります。

デメリット

  • 制作費用がかなり高くなる
  • 非デザイナーが管理画面から自由にいじるとデザイン性が悪くなる
  • 想定してるほど更新しない場合が多い

特にデザインにこだわって作る場合、管理画面から更新できるようにするコンテンツは、一部するのが現実的です。

とはいえ、管理画面から更新できるコンテンツ以外も改修したい場合も出てきます。そういった場合は、制作会社に依頼して改修することになります。

自社にエンジニアがいない場合、下記のような制作会社を選んだ方が良いです。

  • 改修・保守にも臨機応変に対応してくれる
  • 改修のバージョン管理やドキュメントを残してくれる

リニューアルは早めに準備がおすすめ!

サイトのリニューアルは、計画通りに進まないことも多いため、余裕を持って早めに準備するのがおすすめです。

こんなことが起きます...

  • 条件が合う制作会社が見つからない
  • 想像以上に準備が大変
  • サーバーやドメイン関連で対応に時間がかかる
  • 既存制作会社からの引き継ぎ作業がスムーズにいかない
  • 担当者の別業務や体調不良でスケジュール通りに進まない

制作依頼経験がない場合、リニューアルを検討した時点で、既存の制作会社や周りの知見がある方に相談すると良いです。

弊社にご相談いただければ、下記の情報を相談当日~2日程度で、お出しできます。

  • 貴社サイトにおけるリニューアルの必要性
  • 見込める成果
  • かかる費用や期間
  • 貴社が気になる情報

無理な営業等ございません。まずはプロに相談したい場合、ぜひ下記のリンクから無料相談をお申し込みください。

弊社の制作実績(公開できる一部)

この記事を書いた人

杉山 岳 合同会社LIBERA 代表

業界歴13年目。今まで200サイト以上のサイト制作に関わってきました。メディア運営歴も長く、SEOを意識したサイト設計や顧客視点でのコンテンツ制作が得意。売上に貢献するサイトを作ります!

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ホームページリニューアルの失敗例とその原因12選
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