ホームページリニューアル時の14個の注意点
当メディアはコンテンツにこだわるサイト制作が得意な合同会社LIBERAが運営しています。
ホームページのリニューアルは、慎重に行わないと、失敗するリスクもあります。
気を利かせてなんでもやってくれる制作会社ばかりではないので、発注側もどんな注意点があるのか、知っておくことは重要です。
この記事では、発注側もこれだけは把握しておきたい、ホームページリニューアル時の14個の注意点を紹介します。
これからリニューアルを検討する方は、下記の記事もご覧ください。
合わせて読みたい記事
リニューアル時の14個の注意点
リニューアル時の14個の注意点を紹介します。
14個の注意点
課題を解決してくれる制作会社を選ぶ
制作会社選びが1番重要だと言っても過言ではありません。
制作会社選びに失敗した場合...
- 期待した成果が出ない
- 思うように動いてもらえずに担当者の工数がかかる
- 積極的な提案をもらえない
- トラブルが多く予定通りに進まない
制作会社を費用だけで選んだ場合や求めている成果と制作会社の強みがマッチしていない場合、目標を達成できる可能性は低いでしょう。
制作会社の費用 / 実力 / 対応の良さは、本当にピンキリです。事前リサーチと商談時の印象や提案力を見て、総合的に判断することが重要です。
また、制作会社に丸投げせずに意見したり、一緒に考えることもとても重要です。
ちょっと宣伝...
成果にこだわるサイト制作なら、弊社(合同会社LIBERA)にお任せください。
既存のお客様には、こんな声をいただいています。
- 提案ベースで進めてくれるから助かる
- 安心して任せられる
- レスポンスが速くてありがたい
新規制作やリニューアルをお考えの企業様は、ぜひ無料相談へお越しください。
リニューアルの目的を明確にする
目的なきリニューアルは、『ただ新しくなった』だけで、効果検証もできません。
重要
- 目標を明確にする
- その目標の設定は現実的か考える
この2点がとても重要です。
目標の設定はできていても、その目標が現実的でないケースも多いと感じます。
例えば、下記のような目標は、あまり適切ではないかもしれません。
- リニューアル後3ヶ月でPV数を2倍にする
状況にもよりますが、3ヶ月でPV数を2倍は厳しいことが多いです。また、事業によっては、PV数が重要ではなく、CVRを上げる方が重要なケースもあります。
事業理解もしてくれる制作会社と一緒に、適切な目標設定をすることが重要です!
抜け漏れなくSEO対策をする
SEO対策にどれだけ力を入れるかは、下記を考えて決めるべきです。
- 予算
- 人的リソース
- 上位表示した際の恩恵
SEOは1ページ目のポジションを奪い合う、椅子取りゲームです。ジャンルによって難易度は大きく変わってきます。
下記が、SEO的な注意点です。
SEO的な注意点
- ある程度のコンテンツ量が必要
- 最適な導線設計をする
- 検索エンジンをブロックしない
- noindexの設定
- アクセス制限の設定
- robots.txtの設定
- 適切なタイトルの設定
- XMLサイトマップの設置
- 必要であればURLの正規化
- 良いUI/UX
- SSL化
予算・人的リソースともにかかるのが、『ある程度のコンテンツ量が必要』です。それ以外の項目に関しては、良い制作会社であれば、当然対応しているはずです。
さらにブログなどの更新するコンテンツを用意した場合、人的リソースが必要になります。
CV数が減らないようにする
CV数を減らさない・増やすには、下記のことが重要です。
CV数を最大化させる施策
- 適切なCVポイントを用意
- 適切なCTAの設置
- 最低限のEFO対策
適切なCVポイントを用意
お問い合わせのみをCVポイントにしているサイトも多いですが、用意できるのであれば、下記のようなハードルが低いCVポイントの設置も検討すると良いです。
- 資料請求
- メルマガ
- 診断コンテンツ
上記で潜在顧客のリストも獲得できます。ただし、獲得しただけでは意味はなく、継続的に接触することが必要なため、リソースとの兼ね合いで考えるべきです・
適切なCTAの設置
CTAの設置は、下記にしましょう。成果を重視するのであれば、多すぎるくらいでも問題ないです。
CTAの設置場所
- 下層ページ含むKV
- ヘッダー
- 画面の下部等に固定
- 記事の冒頭
- 記事内
- 記事の最後
- サイドメニュー
- ポップアップ
合わせて読みたい記事
最低限のEFO対策
EFO対策とは?
Entry Form Optimizationの略で、エントリーフォームの最適化、送信率を高めるための対策
EFO対策は、やろうと思えばかなり細かい部分までこだわれますが、工数に見合わない場合もあります。最低限の項目だけカバーできれば、大きな問題はないです。
詳しくは下記の記事
どのページにも2クリック以内で遷移できるようにする
中小規模のサイトであれば、どのページにいても他の全ページへ2クリック以内で遷移できるようにした方が良いです。
サイトにおける、ページの内部リンクの設計(導線設計)は、あまり難しく考えず、ユーザー目線で必要な箇所に必要なリンクを置くべきです。
例えば...
サービス紹介のページで、料金について触れた場合、そこに料金ページのリンクがあった方がユーザーは便利です。このようにユーザー目線で考えることが重要です。
顧客目線でわかりやすいコンテンツにする
サイトの主役はコンテンツです。コンテンツにこだわらない限り、売上に貢献するサイトにはならないと言っても過言ではありません。
下記のような場合を除いて、コンテンツにこだわったサイトにすることがおすすめです。
- デザインが相当古くでデザインのみ新しくできれば良い
- 名刺がわりのサイトで良い
ユーザーの閲覧環境で見やすくする
サイトによってユーザーの閲覧環境は異なります。
例えば...
- プログラミングの情報を発信しているメディア
- → 業務中や学習中に見られることが多く、PCでのアクセスが多い
- 一般ユーザー向け商品のサイト
- → スマホでのアクセスが多い
昨今はBtoBサイトであってもスマホでのアクセスが多いこともあります。Google Analyticsなどを使って、現サイトの多く見られている閲覧環境を考慮して、サイトのデザインはすべきです。
サーバーを変える場合は反映に時間がかかる
サーバーを変える場合は、切り替えに数時間〜72時間かかります。経験上、数時間で切り替わることが多いですが、念の為最大で3日程度みておくと良いです。
サーバー変更の流れ
- 新サーバーを契約
- 新サーバーに新しいサイトの情報をアップ
- 旧サーバーから新サーバーに切り替え
- 切り替えが反映したら完了
念の為、旧サーバーは1ヶ月程度は解約しないことをおすすめします。
切り替えが完了するまでは、旧サーバーの情報が反映(=旧サイトが表示)されたり、新サーバーの情報が反映(=新サイトが表示)されたりします。特別な理由がない限り、サイトが見れなくなるわけではありません。
注意
また、サーバーを変える場合は、メールや他のサイトにも影響が出る場合もあるので、制作会社に状況を伝えて、正いフローで進めることが重要です。
旧サイトのデータは保存しておく
下記のようなリスクを考慮して、旧サイトのデータは残しておくべきです。
- アクセスが激減したり顧客からのクレームが入った
- 何らかのトラブルが発生した
弊社の制作事例ではありませんが、リニューアルが不評で、元に戻した有名な企業のサイトも知っています。
注意
特にユーザーが多くついているサービスでは、ユーザーは既存のUIに慣れているため、リニューアルで不満が出る可能性が高まります。
場合によっては、少しづつ変えていく方が良い場合もあります。
できる限りドメインは変更しない
ドメインの変更は、検索順位が落ちるリスクがあるので、特別な理由がない限り、変更しない方が良いです。
どうしても変更が必要な場合は、リダイレクトの設定をします。下記がドメイン変更・URL変更時のリダイレクトの例です。
リダイレクトとは?
あるURLへのアクセスを別のURLに自動的に転送する(飛ばす)ことです。
リダイレクトの例
- 例:hoge.com から fuga.com に変更
- やるべき設定:旧ドメイン( hoge.com )にアクセス→新ドメイン( fuga.com )にリダイレクト
URLの変更をする際はリダイレクトの設定をする
リニューアルで、URLの変更は生じてしまうこともあります。その場合は、前述したドメイン変更と同じように、リダイレクトの設定をします。
下記がURL変更時のリダイレクトの例です。
リダイレクトの例
- hoge.com/aaa から hoge.com/bbb に変更
- やるべき設定:旧URL( hoge.com/aaa )にアクセス→新URL( hoge.com/bbb )にリダイレクト
検索に引っかからない設定を解除する
サイト制作中は、検索に引っかからない設定にしておくことが多いです。この設定の消し忘れには注意が必要です。
下記は、過去にあった恐ろしい事例です。
恐ろしい事例
- 知り合いの会社から、検索に表示されないと相談された
- リニューアル中に入れていたnoindexを消し忘れていた(※)
- しばらく気づかなかったため、知らぬまに機会損失が発生していた
Google AnalyticsとSearch Consoleを入れる
Google AnalyticsとSearch Consoleは、下記のようなツールです。
Google Analytics |
|
---|---|
Search Console |
|
※ この表は横スクロールできる場合があります。
どちらもGoogleが提供する無料のツールです。
高度な分析は必要ない場合でも、下記の理由で入れておくことがおすすめです。
- データを貯めておくと、いつか役に立つこともある
- 必要になった時に入れても、データが貯まるまでに時間がかかる
主要ブラウザで表示崩れがないか確認する
サイト制作時は、ユーザーが使っている様々なブラウザで表示確認が必要です。各ブラウザで仕様が若干違うため、Chromeでは問題なかったけど、Safariで崩れている…なんてこともあり得ます。
対応すべきブラウザは、契約時に確認すべきです。特別な理由がない限り、下記を対応すれば問題ないです。
Windows | Chrome / Firefox / Edge |
---|---|
Mac | Chrome / Firefox / Safari |
iPhone | Safari |
Android | Chrome |
※ この表は横スクロールできる場合があります。
また、スマホやPCだけでなく、タブレットサイズなどの中間サイズでも、見た目が崩れていないかチェックすべきです。
補足
ブラウザチェックは、制作会社がすべきことですが、発注側もよく使われるブラウザでは、念の為確認すると良いと思います。
リニューアルは早めに準備がおすすめ!
サイトのリニューアルは、計画通りに進まないことも多いため、余裕を持って早めに準備するのがおすすめです。
こんなことが起きます...
- 条件が合う制作会社が見つからない
- 想像以上に準備が大変
- サーバーやドメイン関連で対応に時間がかかる
- 既存制作会社からの引き継ぎ作業がスムーズにいかない
- 担当者の別業務や体調不良でスケジュール通りに進まない
制作依頼経験がない場合、リニューアルを検討した時点で、既存の制作会社や周りの知見がある方に相談すると良いです。
弊社にご相談いただければ、下記の情報を相談当日~2日程度で、お出しできます。
- 貴社サイトにおけるリニューアルの必要性
- 見込める成果
- かかる費用や期間
- 貴社が気になる情報
無理な営業等ございません。まずはプロに相談したい場合、ぜひ下記のリンクから無料相談をお申し込みください。
この記事をシェア!